AI活用と意思決定デザイン

setupAppで必要なシートを作る

4イベントグッズ販売POSアプリをつくる
意思決定AI活用ChatGPTGeminiClaude

この時間でやること

今回は、前回貼り付けたコードを使って、アプリに必要なシートを自動で作ります。

やることはこれだけです。

Apps Scriptを開く
↓
setupApp を選ぶ
↓
実行する
↓
権限を許可する
↓
スプレッドシートにシートが増えたか確認する

ここまでできると、アプリの「データを保存する場所」が完成します。


1. 前回のスプレッドシートを開く

まず、Googleスプレッドシートを開きます。

https://docs.google.com/spreadsheets/

前回作ったファイルを開きます。

イベントグッズ販売POS

2. Apps Scriptを開く

スプレッドシート上部のメニューから進みます。

拡張機能
↓
Apps Script

Apps Scriptの画面が開きます。

左側に、次の2つがあるか確認します。

Code.gs
index.html

この2つがあればOKです。


3. setupAppを選ぶ

Apps Script画面の上の方に、関数を選ぶ場所があります。

最初は、

関数を選択

または、

myFunction

のように表示されていることがあります。

そこをクリックして、

setupApp

を選びます。


4. setupAppを実行する

setupApp を選んだら、実行ボタンを押します。

▶ 実行

初めて実行すると、権限の確認画面が出ます。

これは、Apps Scriptがスプレッドシートを操作するために必要です。


5. 権限を許可する

画面に沿って進めます。

権限を確認
↓
自分のGoogleアカウントを選ぶ
↓
詳細
↓
安全ではないページに移動
↓
許可

「安全ではない」と出ると少し不安になりますが、今回は自分で作ったアプリなので大丈夫です。

Googleが「まだ確認されていない自作プログラムですよ」と知らせているだけです。


6. スプレッドシートに戻る

実行が終わったら、スプレッドシートに戻ります。

下のタブを見てください。

次のシートができていれば成功です。

シート名役割
商品マスタ商品名・価格・在庫を保存
注文サマリー注文ごとの合計金額を保存
販売明細どの商品が何個売れたか保存
在庫調整履歴在庫を変更した記録
取消履歴注文を取消した記録
設定イベント名などを保存

これで、アプリが使う「記録ノート」が完成しました。


7. 商品マスタを見てみよう

商品マスタ シートを開きます。

サンプル商品が入っています。

学校祭Tシャツ
オリジナルトートバッグ
アクリルキーホルダー
ステッカーセット

この商品データが、あとでアプリ画面の商品カードとして表示されます。

つまり、

商品マスタの1行
↓
アプリの商品カード1つ

になります。


8. ここで大事な考え方

今回のアプリでは、スプレッドシートがデータベースの代わりです。

かんたんに言うと、

スプレッドシート = アプリの記録場所

です。

商品を売ると、注文データが保存されます。

商品が売れると、在庫が減ります。

注文を取消すと、在庫が戻ります。

このように、アプリの裏側では、スプレッドシートの数字や行が動いています。


9. よくあるつまずき

困ったこと対応
setupAppが見つからないCode.gsに正しくコードが貼れているか確認
実行ボタンが押せないまず保存する
権限許可が出た自分のアカウントを選んで許可する
シートが増えない実行ログにエラーが出ていないか確認
index.htmlを開いていたsetupAppはCode.gs側の関数です

10. ここまでできたかチェック

□ Apps Scriptを開いた
□ setupAppを選んだ
□ 実行ボタンを押した
□ 権限を許可した
□ 商品マスタができた
□ 注文サマリーができた
□ 販売明細ができた
□ 設定シートができた

全部できていれば成功です。


ミニ確認

Q1. setupAppは何をする関数ですか?

回答

アプリに必要なシートを自動で作る関数です。

Q2. 商品情報はどのシートに入りますか?

回答

商品マスタ シートです。

Q3. 注文の合計金額はどのシートに入りますか?

回答

注文サマリー シートです。

Q4. スプレッドシートは、このアプリでは何の代わりですか?

回答

データベースの代わりです。


まとめ

今回は、setupApp を実行して、アプリに必要なシートを作りました。

Code.gsを貼る
↓
setupAppを実行する
↓
必要なシートが自動でできる

ここまでできると、アプリの土台は完成です。

次は、Webアプリとしてデプロイして、ブラウザからレジ画面を開きます。


第5節:企画書を作る:コンセプト・ターゲット・見せ方を決める

この時間でやること

ここからは、作ったアプリを「自分の企画」にしていきます。

ただアプリを動かすだけでなく、

誰に使ってもらうのか
何を売るのか
どんな雰囲気にするのか

を決めます。

これを決めると、アプリが一気に「自分の作品」になります。


1. 企画書はむずかしく考えなくてOK

企画書と聞くと、難しそうに感じるかもしれません。

でも、今回はシンプルで大丈夫です。

考えるのはこの3つだけです。

コンセプト
ターゲット
見せ方

2. コンセプトを決める

コンセプトとは、アプリや販売企画の方向性です。

たとえば、

学校祭でクラスTシャツを販売する
部活動の応援グッズを販売する
地域イベントで限定グッズを販売する
推し活風のオリジナルグッズを販売する

などです。

一言で言えるくらいがちょうど良いです。

書き方

私たちは、〇〇向けに、〇〇を販売するPOSアプリを作ります。

私たちは、学校祭に来た学生向けに、クラス限定グッズを販売するPOSアプリを作ります。

3. ターゲットを決める

ターゲットとは、「誰に向けて売るのか」です。

たとえば、

ターゲット売るものの例
学生Tシャツ、ステッカー、キーホルダー
保護者記念トート、写真グッズ
先生学校ロゴ入りグッズ
地域の人イベント限定グッズ
推し活好きアクリルキーホルダー、缶バッジ

ターゲットが決まると、商品名やデザインを決めやすくなります。


4. 見せ方を決める

見せ方とは、アプリの雰囲気です。

たとえば、

かわいい
かっこいい
シンプル
高級感
文化祭っぽい
推し活っぽい
スポーツチーム風

などです。

この見せ方は、あとで画面タイトルや商品名、色のカスタマイズにつながります。

見せ方:文化祭らしく、明るくて親しみやすい雰囲気

5. 企画書テンプレート

この形で書けばOKです。

企画名:
ターゲット:
コンセプト:
販売する商品:
見せ方:
こだわりポイント:

記入例

企画名:
3年A組 グッズ販売レジ

ターゲット:
学校祭に来た学生と保護者

コンセプト:
クラスの思い出になる限定グッズを販売する

販売する商品:
クラスTシャツ
ステッカー
アクリルキーホルダー
トートバッグ

見せ方:
明るく、見やすく、初めてでも使いやすい雰囲気

こだわりポイント:
在庫数がすぐ分かるようにして、売り切れを防ぐ

ミニ確認

Q1. コンセプトとは何ですか?

回答

アプリや販売企画の方向性です。

Q2. ターゲットとは何ですか?

回答

誰に向けて売るのかです。

Q3. 見せ方とは何ですか?

回答

アプリや商品の雰囲気です。


まとめ

この節では、アプリを自分の企画にするために、コンセプト・ターゲット・見せ方を決めました。

コンセプト
↓
誰に何を売るか

ターゲット
↓
誰に向けた企画か

見せ方
↓
どんな雰囲気にするか

ここが決まると、次のカスタマイズがやりやすくなります。

商品名、価格、タイトル、色、説明文を変えるときの基準になります。

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