AI活用と意思決定デザイン

Webアプリとしてデプロイする

5イベントグッズ販売POSアプリをつくる
意思決定AI活用ChatGPTGeminiClaude

この時間でやること

今回は、作ったアプリを URLで開ける形 にします。

これを「デプロイ」と言います。

かんたんに言うと、

Apps Scriptに入れたアプリ
↓
Webアプリとして公開
↓
URLで開けるようにする

という作業です。

ここまでできると、ブラウザでレジ画面を開けるようになります。


今日のゴール

この時間のゴールは、これです。

WebアプリURLを作る
↓
URLを開く
↓
グッズ販売受付の画面を表示する

まだ完璧に動かなくても大丈夫です。

まずは、画面が開くことを目指します。


1. スプレッドシートを開く

まず、前回まで使っていたスプレッドシートを開きます。

https://docs.google.com/spreadsheets/

ファイル名は、授業では次の名前にしています。

イベントグッズ販売POS

開けたらOKです。


2. Apps Scriptを開く

スプレッドシート上部のメニューから進みます。

拡張機能
↓
Apps Script

Apps Scriptの画面が開きます。

左側に、次の2つがあるか確認します。

Code.gs
index.html

この2つがあればOKです。


3. 保存されているか確認する

デプロイ前に、必ず保存します。

Windows:Ctrl + S
Mac:Command + S

または、画面上の保存ボタンを押します。

保存していないと、古いコードのままデプロイされることがあります。


4. デプロイを開く

Apps Script画面の右上にある、

デプロイ

をクリックします。

次に、

新しいデプロイ

を選びます。

Apps Scriptの公式ドキュメントでも、Apps Scriptプロジェクトは「デプロイ」として公開・管理する形で説明されています。(

developers.google.com

)


5. 種類を「ウェブアプリ」にする

新しいデプロイ画面が開いたら、左上あたりにある歯車マークを押します。

または、

種類を選択

をクリックします。

そこで、

ウェブアプリ

を選びます。

ここが大事です。

今回は「ライブラリ」や「アドオン」ではありません。

必ず、

ウェブアプリ

を選びます。


6. デプロイ設定を入力する

次のように設定します。

項目設定
説明初回デプロイ
次のユーザーとして実行自分
アクセスできるユーザー自分、またはリンクを知っている全員

授業中は、まず安全に進めるなら、

自分

でOKです。

先生や友達にも見せたい場合は、

リンクを知っている全員

を選びます。

ただし、学校や組織のGoogleアカウントでは、選べる項目が制限されていることがあります。


7. デプロイする

設定ができたら、

デプロイ

をクリックします。

初回は、権限の確認が出ます。

これは、アプリがスプレッドシートを使うために必要です。


8. 権限を許可する

画面の案内に沿って進めます。

よくある流れはこれです。

アクセスを承認
↓
自分のGoogleアカウントを選ぶ
↓
詳細
↓
イベントグッズ販売POSに移動
↓
許可

「このアプリは確認されていません」と表示されることがあります。

これは、自分で作ったアプリがGoogleの審査を受けていないためです。

授業で自分のアカウント内で使う場合は、そのまま進めて大丈夫です。


9. WebアプリURLをコピーする

デプロイが完了すると、URLが表示されます。

ウェブアプリ
https://script.google.com/macros/s/........../exec

このURLをコピーします。

これが、あなたのPOSアプリのURLです。


10. URLを開く

コピーしたURLを、新しいタブで開きます。

次のような画面が表示されれば成功です。

グッズ販売受付
商品を読み込み中です...

少し待つと、商品カードが表示されます。

学校祭Tシャツ
オリジナルトートバッグ
アクリルキーホルダー
ステッカーセット

ここまで出たら、デプロイ成功です。


11. 画面が出たら触ってみる

表示できたら、少しだけ触ってみましょう。

商品を1つカートに追加
↓
注文合計が変わる
↓
受取金額に 5000 と入力
↓
お釣りが表示される

まだ決済確定は次の節で丁寧に行います。

今回は、画面が開いて商品が表示されればOKです。


よくあるつまずき

困ったこと原因対応
商品が表示されないsetupAppを実行していない前の節に戻って setupApp を実行
google.script.run が使えません と出るApps Scriptエディタのプレビューで開いているWebアプリURLから開く
画面が真っ白保存していない、またはHTMLの貼り付けミス保存して再デプロイ
権限許可が怖い自作アプリなので確認画面が出る自分のアカウントを選んで許可
URLを開いても古い画面新しいデプロイが反映されていない再デプロイする

変更したら再デプロイが必要

ここは大事です。

Code.gsindex.html をあとで変更した場合、Webアプリに反映するには再デプロイが必要です。

流れはこうです。

コードを変更する
↓
保存する
↓
デプロイ
↓
デプロイを管理
↓
編集
↓
新バージョン
↓
デプロイ

授業中は、最初はここまで覚えなくても大丈夫です。

まずは、

変更したら保存
大きな変更をしたら再デプロイ

だけ覚えておきましょう。


ここまでできたかチェック

□ Apps Scriptを開いた
□ 保存した
□ デプロイ → 新しいデプロイ を開いた
□ 種類を「ウェブアプリ」にした
□ 実行ユーザーを「自分」にした
□ アクセスできるユーザーを選んだ
□ デプロイした
□ 権限を許可した
□ WebアプリURLをコピーした
□ URLを開いた
□ グッズ販売受付画面が表示された

全部できたら成功です。


ミニ確認

Q1. デプロイとは何ですか?

回答

作ったアプリを、URLで開ける形にすることです。


Q2. 今回選ぶデプロイの種類は何ですか?

回答

ウェブアプリ です。


Q3. WebアプリURLの最後は、だいたい何で終わりますか?

回答

/exec で終わります。


Q4. google.script.run が使えません と出たら、何を確認しますか?

回答

Apps Scriptエディタ上ではなく、デプロイ後のWebアプリURLから開いているか確認します。


今日のひとこと

ここまで来たら、もう「コードを貼っただけ」ではありません。

自分のアプリにURLができました。

URLで開けるということは、かなりアプリらしくなったということです。

次は、実際に商品を売るテストをして、注文がスプレッドシートに保存されるか確認します。


まとめ

今回は、Apps ScriptをWebアプリとしてデプロイしました。

流れはこれです。

保存する
↓
デプロイ
↓
新しいデプロイ
↓
ウェブアプリを選ぶ
↓
権限を許可する
↓
URLを開く

画面に グッズ販売受付 が出ていれば成功です。

次の節では、テスト販売をして、注文データがスプレッドシートに保存されるところまで確認します。

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