テスト販売をして注文を保存する
この時間でやること
今回は、実際に商品を売るテストをします。
やることはこれです。
商品をカートに入れる
↓
受取金額を入力する
↓
販売担当者を入力する
↓
現金決済を確定する
↓
スプレッドシートに注文が保存されたか確認する
ここが一番「アプリを作っている感じ」が出るところです。
画面で操作した内容が、スプレッドシートに残ります。
今日のゴール
この節のゴールは、次の3つです。
注文を1件作る
注文サマリーに保存される
販売明細に保存される
ここまでできたら、かなり大きな成功です。
1. WebアプリURLを開く
前回デプロイしたWebアプリURLを開きます。
URLはこのような形です。
https://script.google.com/macros/s/xxxxxxxxxxxxxxxx/exec
開くと、次のような画面が表示されます。
グッズ販売受付
商品カードが表示されていればOKです。
2. 商品をカートに追加する
商品カードの下にあるボタンを押します。
カートに追加
今回はテストなので、どの商品でも大丈夫です。
おすすめは、まずこの2つです。
学校祭Tシャツ
アクリルキーホルダー
1つずつカートに入れてみましょう。
3. カートを確認する
右側、または下側のカートを見ます。
カートに商品名が表示されていればOKです。
学校祭Tシャツ
アクリルキーホルダー
注文合計も自動で変わります。
たとえば、
学校祭Tシャツ:¥2,000
アクリルキーホルダー:¥700
合計:¥2,700
のようになります。
4. 数量を変更してみる
カートの商品には、数量を変えるボタンがあります。
+
−
+ を押すと、数量が増えます。− を押すと、数量が減ります。
在庫数を超えて増やすことはできません。
ここがポイントです。
ただの見た目ではなく、在庫を見ながら動いています。
5. 受取金額を入力する
次に、カートの下にある入力欄を見ます。
受取金額
ここに、お客さんから受け取った金額を入力します。
例です。
5000
すると、お釣りが自動で表示されます。
お釣り:¥2,300
数字がすぐ変わればOKです。
6. 販売担当者を入力する
次に、販売担当者を入力します。
販売担当者
例です。
山田
ここは必須です。
入力しないと、決済できません。
なぜなら、あとから販売履歴を見たときに、誰が対応した注文か分からなくなるからです。
7. 購入者名は任意
次に、購入者名の欄があります。
購入者名(任意)
ここは空でも大丈夫です。
テストでは、入れても入れなくてもOKです。
入力するなら、たとえばこうです。
テスト購入者
8. 現金決済を確定する
入力できたら、ボタンを押します。
現金決済を確定
ボタンを押すと、少しだけ処理が走ります。
画面に次のような表示が出たら成功です。
決済が完了しました
注文番号も表示されます。
ORD-20260526-0001
この注文番号は、あとで販売履歴やスプレッドシートで確認できます。
9. スプレッドシートを確認する
次に、Googleスプレッドシートに戻ります。
下のタブから、まず次のシートを開きます。
注文サマリー
ここに、1行追加されていれば成功です。
入っている内容は、だいたいこのようなものです。
| 列 | 内容 |
|---|---|
| 注文日時 | 注文した時間 |
| 注文番号 | ORD-日付-番号 |
| 注文合計 | 合計金額 |
| 受取金額 | 入力した金額 |
| お釣り | 自動計算された金額 |
| 支払い方法 | 現金 |
| 販売担当者 | 入力した名前 |
| 購入者名 | 入力した名前 |
| ステータス | 完了 |
10. 販売明細を確認する
次に、下のタブから次を開きます。
販売明細
ここには、売れた商品ごとの情報が入ります。
たとえば、2種類の商品を買った場合、2行入ります。
| 列 | 内容 |
|---|---|
| 注文日時 | 注文した時間 |
| 注文番号 | 同じ注文番号 |
| 商品ID | P001など |
| 商品名 | 学校祭Tシャツなど |
| 単価 | 商品の価格 |
| 数量 | 売れた数 |
| 小計 | 単価 × 数量 |
| ステータス | 完了 |
ここが大事です。
注文サマリー = 注文全体の記録
販売明細 = 商品ごとの記録
同じ注文でも、商品が2種類あれば、販売明細は2行になります。
11. 商品マスタで在庫を確認する
次に、下のタブから次を開きます。
商品マスタ
売った商品の 現在庫 を見てください。
たとえば、学校祭Tシャツを1枚売った場合、
50
↓
49
のように減っているはずです。
これが、このアプリの大事なところです。
売れたら、記録されるだけでなく、在庫も減る。
実務アプリらしくなってきました。
よくあるエラー
| 表示・状況 | 原因 | 対応 |
|---|---|---|
| 商品を選択してください | カートが空 | 商品を追加する |
| 販売担当者を入力してください | 担当者が空 | 名前を入力する |
| 受取金額が注文合計より少ないです | お金が足りない | 合計以上の金額を入力する |
| 決済に失敗しました | シートやコードの準備不足 | setupAppを実行したか確認 |
| 商品が表示されない | 商品マスタがない | setupAppを実行する |
エラーが出ても大丈夫です。
エラーは、「どこを直せばいいか」を教えてくれるメッセージです。
ここまでできたかチェック
□ WebアプリURLを開いた
□ 商品をカートに追加した
□ 数量を変更した
□ 受取金額を入力した
□ 販売担当者を入力した
□ 現金決済を確定した
□ 注文番号が表示された
□ 注文サマリーに1行追加された
□ 販売明細に商品ごとの行が追加された
□ 商品マスタの在庫が減った
全部できていれば成功です。
ミニ確認
Q1. 注文全体の合計は、どのシートに保存されますか?
回答
注文サマリー シートです。
Q2. 商品ごとの数量や小計は、どのシートに保存されますか?
回答
販売明細 シートです。
Q3. 商品が売れると、商品マスタのどこが変わりますか?
回答
現在庫 が減ります。
Q4. 受取金額が注文合計より少ないと、どうなりますか?
回答
エラーが出て、決済できません。
今日のひとこと
ここまでできたら、ただの練習ではありません。
あなたはもう、次の流れを持つアプリを動かしています。
商品を選ぶ
↓
会計する
↓
注文を保存する
↓
在庫を減らす
これは、実際のレジやネットショップでも大事な考え方です。
最初はコピペでも大丈夫です。
動かしてみると、「アプリってこうやってデータが残るんだ」と分かってきます。
まとめ
今回は、テスト販売をして、注文が保存されるところまで確認しました。
やったことはこれです。
商品をカートに入れた
受取金額を入力した
販売担当者を入力した
決済を確定した
注文サマリーを確認した
販売明細を確認した
在庫が減ったことを確認した
次は、商品マスタを編集して、自分のイベント用の商品にカスタマイズしていきます。
